スコッチウイスキーに初挑戦!という初心者にもおすすめしたいザ・グレンリベット。
本記事はザ・グレンリベット12年について味わいから香り、そして各種飲み方からオススメの飲み方をご紹介いたします。
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グレンリベットの外観
ボトルは緑色で、目立つところはこのロゴでしょうか。
このロゴマークは、ザ・グレンリベット蒸溜所内にある、
リベット川に架かる円形の橋『パックホースブリッジ』です。
500年以上前に建設されたもので、今も現存している蒸留所の古い通商路に架かっている橋の一つみたいです。
(引用:http://www.pernod-ricard-japan.com/news/whisky/20150807/828/)
見比べてみるとたしかに同じですね!
ストレートで味わう
それではストレートからいただきましょう。
香り
ピートや煙っぽさはなく、とてもフレッシュなリンゴの香りが素晴らしいほど香ります。
蜂蜜やカラメルといった甘ーい香りや、
他にも柑橘系の酸味の香りもありますね!
また、じっくりと香りを堪能していたらどこか記憶の底にある、
駄菓子の香りが…なんのお菓子だったっけなぁ…
そうだっ!!
「ねりあめ!!レモン味!」だ!
…すいません。でもなんとなくそう感じたのです。
柑橘系の香りの部類って事でいいですかね。
味わい
口当たりがとにかくまろやかです。
そして最初に感じたのは麦芽の甘さでした。
リンゴの爽やかさと樽の木の香りが鼻を抜けつつ酸味が広がり、
そして少しの渋みが感じられました。
余韻
酸味が去った後に最初に感じた落ち着いた甘さがゆっくりと続いていきます。
またどこかナッツのコクのような風味、
そしてわずかな苦味やスパイシーさも残っている気がしました。
甘く、飲みやすく、爽やかな1本です。
少量の加水をして味わう(オススメ)
ストレートにお水を少し足して飲んでみます。
すると香りが一気に蜂蜜感が増しました。
フルーティなフレッシュさも健在ですが、
もう一つ樽の木の香りもかなりハッキリとしてきますね。
飲んでみると滑らかさがさらに上がり、スルスルと飲めてしまう味わいに。
ストレートと比べて苦味の存在が分かりやすくなっており、
後味がスパイシーになった様にも感じられますね。
トゥワイスアップで味わう
次にウイスキー:水を1:1にで加水して試してみます。
香りは少量の加水をした時とあまり変わらない気もしましたが、
若干木の香りが強くなった気が…するかもしれません。
口にしてみると、
「あ、これいくらでもいけるかも」
というくらい優しい口当たりになっており、
甘みも「ドン」と来るのではなく優しく「ふわっ」と感じられます。
苦味は少し落ち着き、
飲んだ後の木の香りとスパイシーさはちゃんと残っていました。
ロックで味わう
お次に氷だけを加えたロックで試してみます。
香りは抑えめですが爽やかな木の香りが微かにしているのが感じられます。
飲んでみると、甘みが主体ではなく苦味がかなり強くなっていて、
かつ渋みも結構際立っていますね。
飲んだ後に甘みがゆっくりやってくる感じがして、
今までが甘みが先に来ていた分、かなりイメージが変わってきます。
人によって好みが分かれる気がします。
ハーフロックで味わう
ハーフロック(グラスに氷を入れ、ウイスキーと水を1:1で注ぐ飲み方)でも試してみます。
香りは比較的リンゴっぽさが勝っている気がします。
口にするとロック同様、苦味が強いイメージですね。
ロックに比べると飲みやすいですが緩く苦味が続いて、後から甘みがやってきます。
ハーフロックだと少し締まらない感じがします。
ハイボールで味わう
最後にソーダで割ってハイボールにして試してみました。
香りは爽やかな柑橘系の感じがします。
飲んでみると甘みと酸味が比較的バランス良く、
フレッシュなリンゴの香りが鼻を抜けて炭酸と共に爽快感があります。
苦味などは本当に少しだけ後味にあるくらいで、ほとんどありませんでした。
今回作ったハイボールが少し薄かったのか、
それほどウイスキーの良さが感じられず、「ふーむ」といった感じになりました。
というわけで、管理人おすすめの飲み方は「少量の加水」のザ・グレンリベットでした!
ストレートで飲んでもかなり飲みやすいスコッチウイスキーで、初心者にもおすすめできる1本だと思います。
多分ハイボールも作り方でもう少し美味しくなる気がしたので、次は別の作り方をして飲んでみたいですね!