スペイサイドには家族経営、とはいえ大規模な蒸留所のグレンファークラスがあります。
今回はグレンファークラス12年についての味わいからオススメの飲み方をご紹介していきます。
グレンファークラス蒸留所の背景や歴史、12年以外にどんなラインナップがあるか知りたい方はこちらもどうぞ↓
創業者一族が今なお経営を続けている蒸留所！グレンファークラスの特徴・ラインナップ・蒸留所の背景をご紹介！
グレンファークラスの外観
ボトルの形は、比較的首が長い部類でしょうか。
グレンキンチーにも似ているボトルですね。
ラベルにはこのような絵が描かれています。
グレンファークラス公式サイトに載っていた風景かな？と照らし合わせてみます。
(引用：https://glenfarclas.com/)
……ちょっと違いますね(笑)
知っていたらぜひ情報をお願いします！！
ストレートで味わう
ストレートでグラスに注いでみます。
香り
青リンゴのフレッシュ感とレーズンの落ち着いた甘い香りが混ざっており、
そしてどこかカスタードのような甘い香りもあります。
スパイシーな感じとアルコールの香りも結構力強い印象ですね。
味わい
口に含むと、麦のほのかな甘みが最初に来ます。
その後にカラメルのような香りが鼻から抜けつつ、
酸味が広がり、苦味が微かに感じられますね。
そしてアルコールのピリピリとした刺激がガツンとあります。
余韻
飲んだ後には喉にアルコールの暖かみが感じられ、
麦の香り、樽の香りと続き、さらにスパイシーな感じもしますね。
苦味がほのかに残って香ばしさもあります。
少量の加水をして味わう
次にお水を少量加水して試してみます。
香りは蜂蜜感が多少増したような気がします。
飲んでみるとストレートに比べて最初の口当たりはまろやかになりますが、
依然としてガツンとした力強さは後からやってきます。
飲んだ後のスパイシーさも消えておらず、しっかり感じられます。
トゥワイスアップで味わう
次にウイスキー:水を1:1に加水して試してみます。
香りはふわーっと甘さのコクみたいなものが少し強くなった気がします。
味はかなり丸くなっており、甘みがより感じやすくなっています。
そして、驚くことに飲んだ後のアルコール感とスパイシーさがちゃんとあるところですね！
最初口に入れた直後は
「おっ、かなり滑らかな感じになったな〜」
という印象ですが、喉元を過ぎた後くらいから
「おおお！ピリピリし始めたぞ！？」
と追い上げが中々のものです。
ロックで味わう(オススメ)
氷を加えてロックで試してみます。
冷却によって香りは比較的抑えめですが、青リンゴっぽさがじわじわと香ってきます。
飲んでみると意外と口当たりは柔らかく、甘みが最初に広がります。
その後に多少苦味と酸味が感じられ、酸味の方が若干強くなっていますね。
スパイシーさもちゃんとあり、喉元過ぎた後に冷えたウイスキーと自分の体温の温度差からかグッときました。
また、加水が進む中で口当たりが良くなり、
「これだっ！」
と思えるタイミングも来ると思います。
一番美味しいタイミングだと結構スイスイと飲んじゃいそうですね！
ハーフロックで味わう
ハーフロック(グラスに氷を入れ、ウイスキーと水を1:1で注ぐ飲み方)で試してみました。
香りは少し樽の木の香りがわかるようになってきたかもしれません。
口にすると、ちょっと薄いですが甘さが感じられ、後から酸味が感じられます。麦っぽさもありますね！
苦味は飲んだ後にやってきますが、軽ーくといった具合ですね。
しかし、薄いはずなのに飲み進めていると、
「なんか、くどいなぁ…」
と感じてしまいました、、何故ですかね( ´Д`)?
ハイボールで味わう
最後にソーダで割ってハイボールで飲んでみました。
香りは麦の雰囲気が微かに漂い、
すこし熟成した柑橘系のような酸味の香りもありました。
味は炭酸の爽やかさもありながら、
最初は甘さが広がり、穀物の甘さを意識させてくれます。
酸味もありますが、甘さとのバランスがとてもよくとれていますね！
飲んだ後にはカラメルっぽさとほのかな苦味があり、スッと引いていきます。
飲みやすくて爽やかなハイボールなので、こちらもおすすめできる飲み方だと思います！
というわけで、ロックがオススメのグレンファークラスでした！
もちろんハイボールでも美味しいですよ～。
ぜひ自分に合った飲み方を見つけてみて、楽しんでください！
